床矯正とトレーニングについて
床矯正治療で歯並びをきれいにする事の他に、大切なことがあります。
子どもたちの体の本来の機能を良くし、健康な体作りをお手伝いしていきたいと考えています。
歯並びの悪くなると舌の位置が下がって口が半開きになり、口呼吸をするようになります。口呼吸は免疫力を下げてしまい、呼吸時に熱・水分が逃げるので体温を上げるのにカロリーを必要とする為に疲労感が上がり、集中力が下がってしまいます。
舌の筋肉も弱くなる為、歯並びが悪くなり顎の形が悪くなってしまいます。
口と鼻は病気の入口でもあります。
しっかりと口を閉じて鼻で呼吸をして、噛むことで脳への血流を促し集中力・免疫力を上げていきます。
床矯正装置は、口の中の容積を大きくし、歯を並べて、下のスペースを確保します。
それに加えて大切なのがトレーニングです。
ガムトレーニング・あいうべ体操・ひろのば体操です。
ガムトレーニングは舌の本来の嚥下の動きを取り戻し、正しい舌の位置になります。
あいうべ体操は鼻呼吸に必要な舌と口のまわりの筋肉をトレーニングして、しっかり口を閉じられるようになります。
ひろのば体操は足指のバランスを整えてくれます。
足は命の土台です。
足指がまっすぐに伸びた足裏のアーチ(土踏まず)が整った足は、姿勢をきれいに保ち、くいしばり、歯ぎしり、顎関節症を予防してかみ合わせの位置をバランスのとれた状態に保ってくれます。
いいだ歯科クリニックの床矯正治療は、歯並びはもちろん、全身のバランス・健康が子供の成長に大切だと考えております。
その為にも、ご家庭でのご協力をよろしくお願いいたします。
大切な子供たちの為に、一緒に頑張っていきましょう。
取り外し可能な装置(可撤式床矯正装置)を使います。
幼児でも簡単に取扱いができます。
早ければ早いほど簡単に治ります。
顔の発育が終わる12才〜14才までに治療を終了させたいものです。
治療の目的は、歯が並べばいいのではありません。良い顔に発育するための正しく咬む刺激が必要なのです。
発育不足の顎を10才までに機能的に治療して、11才以降は自分の咬む刺激で『良い顔』を作ることが矯正治療の目的と考えています。
委縮した顎を正しい大きさに拡大します。
歯を動かすスピードは患者さんが決めます。
歯並びがおかしいと感じたら治療開始のタイミング。 食事のときは装置をはずすから口腔衛生を保てる。 高い金属を使わないから、治療費は安くなります。